ファンコンベクターの特長
ファンコンベクターは熱源機で温められた温水を室内に送り、室内に設置された温水コンセントから機内の熱交換機へと循環させ、温まった風を送風ファンで送り出します。このため室内の運転オンはとても静かで、温風ですから乾燥のし過ぎや結露、空気が汚れるといったことがありません。
また室内では一切火を使わないという安心感もあります。さらに温水コンセントを設置してあるお部屋でなら、どこでも快適に使用できるので、移動もとても簡単で、夏場などの暖房の必要の無い時には、コンセントから外して収納しておくこともできます。
ファンコンベクターによる暖房の特長は、石油ファンヒーターやＦＦ式石油暖房機器の場合だと吹き出し温度が高く、温風が上方に向けて浮き上がってしまいますが、ファンコンベクターの場合ですと、熱くなりすぎない７０℃くらいの温風が吹き出されるため、浮き上がるようなことがなく、足元からポカポカと温かくなります。
これによって頭寒足熱という最適な温度環境が実現でき、お年寄りやお子様のお部屋などにも最適の暖房方式です。
そして外から帰ってきた時に素早く温水で部屋を温めることができるので、日中、家を留守にしているような共稼ぎのご家庭にも最適です。